2022年12月10日(土)、11日(日)に『演』~en~ vol.25「ふるえるスプーン」が千秋楽を迎えました。
今回の公演が実施できたのも、ひとえにお客様のご理解、ご協力があってのことです。
本当にありがとうございました。
今回はご来場と合わせて、見逃し配信を実施しております。
見逃し配信はクリスマス・12月25日(日)までご覧いただけます!
ご遠方の方や来場するには都合がつかなかった方はもちろん、ご来場されたお客様も「もう一度あのシーンを観たい!」といった場合もお楽しみいただけます!
『演』~en~は15回という少ないリハーサルで本番を迎えます。
舞台は終わりましたが、ぜひこのブログで思い出に浸っていただけると幸いです♪
「ふるえるスプーン」とは
<あらすじ>
突然の告白をする為に、意を決したユカは、ダイチを呼び出している。
その隣のテーブルでは、何も知らない津川が、先輩に呼び出されている。
そのまた隣のテーブルでは、平和に嫉妬して店内を睨む上林が座っている。
ユカのカミングアウトを受け止めきれないダイチは、次々と巻き起こる不可解な現実を目の当たりにして理解する。自分は、フラれたんだと…。
一見、穏やかそうに見える喫茶店に渦巻く「愛」と「お金」と「権力」を、様々な角度からコメディ・タッチで描くマルチアングルストーリー。
出演者(配役:キャスト名)
ユカ :アッテンベルジェ北田あやめ
ダイチ :中島和毅(JTE)
津川紗江 :中川千代(JTE)
金子 :大下真緒里(JTE)
辻武宏 :鶴圭太(JTE)
ミチャルパカ:野口百絵
上林 :白河奈々未(JTE)
西岡 :中美咲
店員(アキ):岩谷愛友星(JTE)
ケイト :山口美羽
加藤 :愛世陽花
『演』~en~ の練習をのぞき見
マルチアングルストーリーってなんだ!?
前述のあらすじにも書いてますが、「ふるえるスプーン」はマルチアングルストーリー仕立てです。
今回は主に3つのグループのお話です。
本来なら舞台上の同じ時間軸でメインになるのはひとつのグループですが、メインの登場人物以外でもストーリーは進んでいきます。
しかし、今回はマルチアングル!
同じ時間帯に進んでいる、別の登場人物の視点でストーリーを観てみると…
舞台って仕様上、お客様は舞台上のどこを観ててもいいんです。
で・す・が!
何度もいいますが今回はマルチアングルストーリー!
メインのグループ以外の演技にも大注目です!
各所にストーリーが交差する瞬間が訪れます( ゚д゚)ハッ!
「え、そんなとこでそんな演技してたの?」
「あぁー!そこ見逃した!」
そんな方はぜひ見逃し配信で再度チェック!
一度では観きれなかった部分も配信期間中なら何度でも見返せます。
ちょっと高度な演出
今回は、『演』~en~にこれまでも出演したことのあるキャストも多く、少し高度な演出がついています。
『演』~en~では、音楽を演出のタイミングによく使われています。
この音楽のこのタイミングで動き始める
この音楽の音量がこのタイミングで下がるからそこで台詞を言う
こういった演出は毎回あります。
今回はさらに、音楽の音程にあせて台詞のトーン変えるという演出がはいりました!
BGMとキャストの声のトーンが被ってしまうと台詞が聞き取りにくくなることもありますが、より効果的に台詞を聞かせるために
「ここは『ミ』じゃなくて『ソ』で発声して」
( ゚Д゚)
とても具体的です(笑)。
12人目の登場人物
キーパーソンです(笑)。
『演』~en~も25回!応援ありがとうございます!
『演』~en~というプロジェクトが始まったのは2016年、vol.1の公演は3月に開催されました。
「カナリヤBAR」は「ふるえるスプーン」の脚本を書いてくださった同じ作家さんの作品です!
さらには、今回はvol.1に出演したキャストも出演しているレアな公演です!
6年半の間に自然災害やコロナを経て、25回も公演ができたのは、これまで応援してくださったお客様、ご協力いただいたたくさんの方のお陰です!
本当にありがとうございます!
今後とも『演』~en~ならびに、ジャパントータルエンターテインメントをよろしくお願いいたします!!