【鉄筋コンクリートの構造体】
縦横に組まれた鉄筋と、現場で打ち込む生コンクリートにより、強靭に作られた構造体を有するISEのRC住宅。長寿命の構造体が、あらゆる災害から家族を守り続け、シェルターのような住まいを実現しています。
【壁・床一体構造】
壁と床がひとつの箱のように一体となった壁構造。面全体で地震や台風などの外力を受け止めるため、強度的に最も優れた構造です。

地震に一番強い構造、それは壁式鉄筋コンクリート住宅です。高層ビルと同様に、現場で鉄筋を組み立てて生コンクリートを流し込むことで、壁・床・屋根の6面一体構造を作り上げ、地震時の様々な方向からくる揺れの力に耐えます。柱や梁で外力に耐える軸組構造ではなく面全体で外力に耐える壁構造なので、外力を面で吸収・分散することができ、何度もの地震でも構造体が大きく損傷せず、家族の大切な命を守り抜きます。

現場で鉄筋を組み立てて生コンクリートを流し込むRC住宅は、現場の施工により大きく品質が変わる非常に施工難度の高い工法。伊勢住宅は、この工法の最も重要な型枠やコンクリート工事を自社職人で行うことで、非常に高い精度で構造体の品質を確保しています。また、自社施工を長年続けることで更に技術が洗練され、ムダをカットしコストを抑えた価格を実現しています。

RC住宅は構造体そのものが鉄筋とコンクリートで隙間なく作られており、他の構造に比べて圧倒的な耐火性能を誇ります。
地震に対しての強さを持っているだけではなく、その後に起こりうる炎災からも家族を守り、様々な災害に強さを発揮します。

火災時、鉄骨造の住宅は450度で強度が半分以下まで低減し、900度で建物は崩壊してしまいます。当社RC住宅の厚さ180ミリの鉄筋コンクリートの外壁は2時間の耐火構造(火災保険でT構造)で、1000度の炎に2時間さらされても燃えることがなく強度も低下しません。市街地などで周囲で火災が発生した際も、延焼を避け大切な命と財産を最後まで守り抜きます。

【発泡断熱材】
54mm厚の発泡断熱材が外壁内側と天井面を隙間なく覆い、優れた断熱性能を発揮。快適で経済的な省エネ空間をつくります。
【高断熱複層ガラスサッシ】
アルゴンガス入りLow-E複層ガラスを使用することで、高い省エネ効果を得られるとともに、窓の不快な結露を抑えます。
【24時間換気システム】
24時間換気システムにより、汚れた空気と湿気を排出。新鮮な空気を取り入れ、結露の起きにくい室内環境を実現。花粉・ハウスダスト・シックハウスの原因となる臭気も除去します。
【一体型壁構造】
コンクリートと断熱材を一体化した空気層のない構造のため、躯体を痛める原因にもなる壁体内結露や、健康に害を及ぼすカビ・ダニの発生も防ぎます。

室内が分厚い断熱材に隙間なく覆われており、断熱等性能等級5の断熱性を実現。内側が樹脂製のサッシにアルゴンガス入りLow-E複層ガラスを使うことで高い断熱性と遮熱性を与え、夏の熱気や冬の冷気から住まいを守り、夏涼しく冬暖かい快適で健康的な住環境をつくりあげます。

床・外壁・天井を隙間なく分厚い断熱材が覆っているため、低価格マンションのような結露が起こりにくく、24時間換気で室内の水蒸気を逃がすことでカビ・ダニなどの発生を防止します。

【一体型壁構造】
音のエネルギーを180mm厚のコンクリートと、54mm厚の断熱吸音材で遮断。交通量の多い道路に面していても静けさを保つ透過損失-50dB以上(平均透過損失)の性能です。
【遮音構造の床】
230mm厚のコンクリート床と衝撃音の吸収層による6層の防音構造床。上下階の衝撃音がほとんど聞こえません。
【Low-E複層ガラスサッシ】
音の侵入や漏れが起きやすい開口部は、遮音性の高いLow-E複層ガラスサッシでカバーします。

木造や鉄骨造の場合、同等の遮音性を実現するためにはパネルボードや遮音材をいくつも重ねて作る必要が在るので、非常に高いコストが必要になる上に、完璧には音の侵入を防げません。音のエネルギーを180ミリのコンクリートと54ミリの断熱吸音材で遮断することで、透過損失−50dB以上の遮音性能を実現。都市生活の中での様々な喧騒を遮り、一旦家の中に入ると、そこには静寂が訪れます。

2階の床は230ミリのコンクリートと21ミリ＋54ミリの断熱吸音材と仕上げ材による6層の防音構造床なので、上下階の音や振動もほとんど伝わりません。子供が2階で走り回ってもほとんど聞こえず、上下階で2世帯が暮らす場合もお互いの生活感を感じさせず快適に過ごすことができます。

高い遮音性能を活かして、本格的なシアタールームや楽器演奏室などを、窓と室内ドアを強化するだけで簡単に作ることができます。
ISEのRCの住宅は、心ゆくまで趣味を楽しめる空間を作り上げ、日々の暮らしに心の豊かさを与えます。