当社では食肉の安全第一主義が徹底されており、国産の和牛を中心にした食肉の流通システム構築によって、その安全性と信頼性を確保しております。もちろん、すべての国産牛はトレーサービリティーの制度の対象となっているため、いつでも食肉牛の履歴を逆上ることが可能です。
この制度に加えて、自然の牧草や麦わらなどの自然飼料を与えて健全に肥育し、自家生産の牧草や自家配合の飼料を与えたヘルシーで安全な「EMO牛」といった、こだわりのブランド牛も多く取り扱っています。
私たちが国産牛に信頼を寄せるのは、肥育過程や生産者の顔が見えるだけではなく、理想的な肉牛を育むためそれぞれの牧場経営者が努力を続けている、真撃な姿勢を高く評価しているからです。
トレーサービリティーによる流通管理 食肉の安全性を守るために導入されたトレーサビリティー制度は、英語で「追跡可能性」を意味し食品の産地や種別、流通経路といった履歴を確認できるシステムです。BSE問題や偽装表示問題をきっかけに、2003年6月に牛肉トレーサビリティー法が制定され、翌年12月には小売まで対象を拡大しました。この法律では10桁の固体識別番号で国が個別管理を義務化しています。その識別番号は食肉の処理後もついて回り、消費者が食肉の記録を知りたい場合には、パソコンや携帯電話で細かい履歴を観覧することができます。
当社ではこのトレーサビリティー制度を順守するとともに、あらゆる流通過程を常に厳しくチェックし食肉の安全性を確保しており、安心して消費していただける食肉の供給を実現しています。